◆看護師国家試験合格基準
看護師国家試験は、絶対評価と相対評価が織り交ざった試験となっています。
まず、必修問題は８０％以上を取らないといけない絶対評価、
そして一般問題、状況設定問題は、毎年合格ラインが変わる相対試験です。
近年の合格基準は以下のようになっています。
合格基準・ボーダーライン推移
| 年度・回 | 合格基準点 | 割合 | |
|---|---|---|---|
| 第105回 2016年実施 （平成27年度） |
必修問題 | ４９点中、４０点 | ８２％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２４７点中、１５１点 | ６１．１％ | |
| 第104回 2015年実施 （平成26年度） |
必修問題 | ５０点中、４０点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２４８点中、１５９点 | ６４．１％ | |
| 第103回 2014年実施 （平成25年度） |
必修問題 | ５０点中、４０点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２５０点中、１６７点 | ６６．８％ | |
| 一般問題・状況設定問題 （追加試験含む） |
２４８点中、１６４点 | ６６．１％ | |
| 第102回 2013年実施 （平成24年度） |
必修問題 | ５０点中、４０点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２５０点中、１６０点 | ６４．０％ | |
| 第101回 2012年実施 （平成23年度） |
必修問題 | ５０点中、４０点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２４７点中、１５７点 | ６３．６％ | |
| 第100回 2011年実施 （平成22年度） |
必修問題 | ５０点中、４０点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２５０点中、１６３点 | ６５．２％ | |
| 第99回 2010年実施 （平成21年度） |
必修問題 | ５０点中、４０点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２５０点中、１５１点 | ６０．４％ | |
| 第98回 2009年実施 （平成20年度） |
必修問題 | ３０点中、２４点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２７０点中、１７４点 | ６４．４％ | |
| 第97回 2008年実施 （平成19年度） |
必修問題 | ３０点中、２４点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２７０点中、１８０点 | ６６．６％ | |
| 第96回 2007年実施 （平成18年度） |
必修問題 | ３０点中、２４点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２６９点中、１９４点 | ７２．１％ | |
| 第95回 2006年実施 （平成17年度） |
必修問題 | ２９点中、２３点 | ７９％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２６９点中、１７６点 | ６５．４％ | |
| 第94回 2005年実施 （平成16年度） |
必修問題 | ３０点中、２４点 | ８０％ |
| 一般問題・状況設定問題 | ２６９点中、１６５点 | ６１．３％ |
◆一般問題、状況設定問題の合格基準割合推移
 |
|
一般問題、状況設定問題の場合、上記のような割合を取ると合格できることが分かります。
絶対評価の必修問題は８割取らないと不合格ですが、相対試験の一般問題、状況設定問題の場合、
年・回によって変わりますが６〜７割で合格できる試験のようです。
◆問題数の変更点
| ９８回まで | ９９回から | |
|---|---|---|
| 必修問題 | 30問 （30点） | 50問 （50点） |
| 一般問題 | 150問 （150点） | 130問 （130点） |
| 状況設定問題 | 60問 （120点） | 60問 （120点） |
| 計 | 240問 （300点） | 240問 （300点） |
◆配点
必修問題、一般問題は各１点、 状況設定問題が各２点となっています。
◆採点除外
269点中や、29点中など中途半端なのは、採点対象から除外扱いになっているためです。
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